DMMオンライン英会話、NativeCamp、ベストティーチャーなどセルビア人講師が在籍するオンライン英会話を毎日受けているあなたにも、まだセルビア人と会話をしたことのないあなたにも必見!!!
セルビアってどんな国かご存知ですか?
セルビア人講師と2年間オンライン上で話し、興味を持ったので遠い異国、セルビアへひとり旅に行ってきたので、セルビアの治安や物価、英語は通じるかなどのあらゆる内容を完全レポート!!!
ちなみに、旅行会社などは通さずに航空券、ユースホステル、ハンガリーからセルビアへの国境を越えるバスなどは全て自分で手配をしたのでどうやって手配したのかなど、その辺のお話も詳しくしていきたいと思います!
もくじ
そもそもセルビアってどこ?
セルビアと言われてもまずピンと来ないですよね。近くの有名な国だとセルビアの南にギリシャ。北にハンガリー。西にイタリアがあります。そんな場所。地図の方がわかりやすいですね。

首都はベオグラードで、第2の都市がノヴィ・サド。 ベオグラードのベオはセルビア語で『白』、グラードは『町』。直訳で白い町ですね!滞在した時の写真です。




元々は、セルビアモンテネグロという国でしたが、2006年にセルビアモンテネグロはセルビアとモンテネグロという国に分かれました。セルビア人はセルビア語をモンテネグロ人はモンテネグロ語を話しますが、方言ほどの差もなく、ほぼ同じ言語です。ただ、セルビア語はキリル文字を使用するのに対し、モンテネグロ語はラテン語を使用するみたいです。とはいえ、セルビア人に色々話を聞いてると、別にそうでもない。政治的な問題で分けている。と言います。
セルビアの物価は?治安は?英語は通じる?
セルビアの物価
ネカフェ顔負け!!900円で泊まれるユースホステル!?
お金持ってないくせにセルビアになんか行くので、泊まるところはもちろんユースホステルです。海外旅行で個人手配してユースホステルに泊まる経験は初だったのでその辺の事情についても詳しくお話していきます。
まず、900円で泊まったユースホステルなんですが、こんな感じ。


見た目がダメという方もいらっしゃるかもしれませんが、私個人としては、(夜にノヴィ・サドに着いてこのユースホステルに訪問したのでちょっと怖かったけど)大丈夫でした。
ただ、女性はあまりオススメしません。というのも仕切りなしの簡易ベッドが置かれているだけなのでプライベートは一切なく、屈強なヨーロッパの男たちに囲まれながら朝まで過ごすことになります。また、風呂は石鹸なしのシャワーだけで石鹸を持っていってなかった私は水浴びのみでしのぎました。ちなみに、管理人のお兄さんはめちゃいい人でした!
朝7時ごろに起きてチェックアウトしようと思ったら管理人のお兄さんがいなかったので「ありがとう。いらっしゃらないので鍵を置いておきます。」という置き手紙だけしてノヴィ・サド散策に出かけました。(とは言ってもipadの電源が落ちてしまうくらい凍てつくような寒さでしたが笑)

安くて旨い!吉野家顔負けセルビア料理!
セルビアの第2の都市であるノヴィ・サドで夜、偶然出会った日本人の方とレストランで食事をしたのですが、めちゃくちゃ安い!下の写真の料理が300円〜400円ほどで食べられます。あと、ビールもすごく安い。200円前後で生中飲めますよ!!

それから、もしあなたがセルビアに行く機会があるのなら絶対に訪れてほしいレストラン。『fish & zelenish』というレストランです。めちゃくちゃオシャレで可愛らしい外観と内観です。セルビアは海がない内陸の国なので、シーフード料理はかなり珍しいのですが、ここのシーフードトマトパスタはすごく美味しかった。値段は878 RSD(=878円)場所は『fish & zelenish』で検索するとすぐに出てきますが、一応この記事にも貼り付けておきますね!他の東欧の料理についてのレポート記事はこちら




ハンガリーからセルビアまでたったの3000円!?

ハンガリーからセルビアへのバス移動はたったの3000円です!!安い!!!島国である日本人にとってはハードルの高い海外旅行も陸続きの国ならあっという間です!
セルビアの治安

セルビアの治安は良好です。外務省が発表している世界の危険度でも常に白い状態なので、安全な国だと言えます。真夜中出ない限りは夜も外を歩けます。もちろん路地裏とかはダメですけどね!
また道に迷ったりなど色々困っていると誰に声をかけても本当に親切に教えてくれます。紙に書いて何度も説明してくれる方もいらっしゃいました。タクシーの運転手のおじいちゃんは英語を話せなかったのですが、キーナ?(中国人?)と聞かれて、ヤパナツ!(日本人!)と答えると、日本褒めトークがセルビア語で始まるなど、日本人にとっては馴染みが薄いかもしれませんが、セルビアは実は、結構親日な国なのです。日本が寄付で送ったバスが走っていたり、あまりお金がなく、失業率も非常に高いセルビアなのですが、東日本大震災で2億円もの寄付をしてくれたりなど日本人を良く思ってくれている国です。

英語は通じるのか?

基本的に英語は通じます。が、ご年配の方は残念ながら全く通じません。何を喋ってもセルビア語で返ってきます。とりあえず、何か困ったら若い人に声をかけるのが吉!セルビア語で、「セルビア語話せません!」は、
「じゃおみぇね、がばりむ、するぷすき」
これで通じるので笑
タクシーの運転手のおじいちゃんがずっとセルビア語で話してくるので、「じゃおみぇね、がばりむ、するぷすき」という呪文を唱えると、「おーそーりーそーり!」と言って、そのままセルビア語でその後も話し続けられました。
これだけ知っておけ!セルビア語の挨拶
私がセルビアに着いてからよく言ってたセルビア語のいくつかをご紹介します。これを言うと大体みんな笑ってくれます。
Vrh brate!(ブラハ ブラテ):ブラハは特に意味はない。ブラテは英語のbrother.日本語で言うところの「よ!」とか「よ!元気?!」みたいな感じ。Znach brate!とも言う。Znach brate!とセルビアの友人からもらった本に書いてもらいました:D
Hvala lepo(フバラ レーポ):本当にありがとう。の意。レーポは「とても」なので、HvalaだけでもOK。
Bez muke nema nauke(ベズ ムケ ネマ ナウケ):英語でいうところのNo pain, no gain.日本語では「痛みなしには得られない」となる。ことわざなので、「お前なんでそんなん知ってるねん笑」ってなるので面白い。
セルビアに行くなら、○○がオススメ!
セルビアに行くには直行便はありません。せっかくセルビアに行くし、近隣国にも行っておきたいなと思って、ハンガリーにも行きました。なので、セルビアに行くなら他の近隣国から入るのがベター!
私は、以下のルートで行きました。(乗り継ぎこれしかなかったのさ)
日本→北京→ベラルーシ→ハンガリー→セルビア→アブダビ(アラブ首長国連邦)→韓国→日本
です。
セルビアが氷点下で吹雪いてるのに、アブダビは夏っていう笑
セルビアに行くならハンガリーに行って観光してから、バスでセルビアに入るのがオススメです。セルビア行きのバスもハンガリーやセルビアでの滞在するホテルも全てネットから予約できます。なので安心。

Booking.comというサイトでノヴィ・サドのユースホステルは予約しました。こんな感じ。

ハンガリーのブタペストからセルビアのノヴィ・サドまではバスで移動。バス予約はPOLAZAKというサイトから予約。ハンガリーからセルビアへの国外への移動がたったの3000 RSD(3000円)って安くないですか!!ハンガリー人にとって海外旅行って3000円でできるんですね泣

ハンガリーとセルビア旅行の注意点
ハンガリー旅行の注意点
最後に、おまけなんですが、ハンガリーは1週間程度の旅行であってもハンガリーからの出国でない場合、つまり、陸路でセルビアに行って、ハンガリーから空路で日本に帰らない場合は、パスポート確認の際に帰りの航空券を提示する必要があります。なので、必ず、ハンガリーに入るときの航空券だけでなく、「セルビアから出国しますよ。不法滞在はしませんよ。」という証明のために帰りの航空券をハンガリー入国時に持っておいてください。持っていないと強制送還の可能性があります。
とはいえ、日本出国の際に日本の空港の係員に、「帰りの航空券はお持ちですか?」と聞かれるので強制送還されるというかまず出国できないでしょうし、それに、もう一つ付け加えておくと、ハンガリーで帰りの航空券を見せろ!とは言われなかったので、大丈夫だとは思います。(最悪その場で帰りのチケット買ったりしてもいけるのかな?)
セルビア旅行の注意点
セルビア旅行では、必ず「何日にどこに滞在したか」という証明をホテルの係員からもらっておかないといけません。もし、セルビア人の友人の家にお邪魔してホテルは使わないということであれば、セルビア人の方と警察へ届出をする必要があります。ユースホステルでも証明書はきちんともらえましたので、必ずもらっておいてくださいね!
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