大学院に進学を辞めて就職を選んだ筆者が、どちらの道を選ぶべきかを徹底解説

本当に研究好きなら大学院への院進でもいいけど…

院試(化学科)の勉強をやめて就活を始めてみた

どうも。化学科の学部卒の筆者、ニシジマです^^

大学院への進学を辞めて就職活動を始め、サラリーマン街道 5 年目の筆者が

  • どういう人が院進に向いているのか
  • 大学院に行かなくてよかったと思える理由
  • 迷ってるならこうした方がいいじゃない?
  • 今からでも就職間に合うの?

というアドバイスを経験談に基づいて、当時の日記を晒しながら、解説していきたいと思うよ。(日記は高校2年生から10年近くつけてました)

5年前の日記。2014年の記録。就活とか院試のことが書かれてる。

実は私も院試の勉強を5月末頃までやってました!勉強も一応それなりに順調だったのですが、『院進は私の人生において違う!!!』と感じ、一気に就活に方向転換しました!現在は予備校で化学をしています。

院進と就職のメリット・デメリット

院進のメリット

院進のメリットはこんな感じ。

  • 研究職に就くなら修士卒はほぼ必須
  • 学歴に箔がつく。最近は修士卒が結構スタンダードになりつつある

基本的にはこんな感じ。

院進のデメリット

院進のデメリットはこんな感じ。

  • 学費がかかる。私立の場合、120万×2年。国立の場合、50万×2年
  • 2 年分年齢を食ってしまう。しかも『若い時の』 2 年!
  • 興味のない研究の場合きつい。いや本当にきつい。

デメリットもまあまあある。

就職のメリット

就職のメリットはこんな感じ。

  • お金が入ってくる
  • 大学院の学費100万〜250万ほどが浮く
  • 院卒組に比べて2年早く社会に出ることでキャリアを形成できる

就職のデメリット

  • 学部卒だと研究職はなかなか厳しいのが現実
  • 結局中途半端なまま学問を終わらせることになる

大体こんな感じだと思う。

ちなみに私は2年間という若い間の時間を研究に費やしたくなかったのと、学費240万円分をペイするのにかかる時間を考えた時に、院進は違うなと思い、就職に転向しました!

就活に切り替えた時の不安を綴っている。2014年5月18日

就活を始めてみて。こんなに日々急に苦悩の毎日で走り回る毎日かと。恥も捨てて、色んな人に聞いて、緊張ばっかで飯食えへんくて就活用の言葉使いすら1つも知らんくて、(中略)学生とはおそらく全然違うんやなあって。それだけ。情けなくてあほみたい。

2014年5月18日日記より

周囲に流されて院進っていうのだけは辞めとけ

将来何がしたいのか考えて行動しよう

いや、マジで思うけど、

「周りがみんな院に行くから。」

とか

「理系は院卒が普通でしょ?」

などのクソみたいな理由で院進するのは辞めとけ。ほんまに。

研究室に配属されて院試の勉強をする日々

私は学歴に箔がつくかなと思い、5 月まで院試の勉強を図書館でひたすらしてました。

バイトか院試の勉強か大学で研究してるか、みたいな生活でしたね。

研究室配属されるでしょ?

で、研究室で研究がスタートするわけです。で、ちまちま研究のデータを取ったり、お菓子を食べたりしてたんですが、いやこれはちゃうなと。

やってて全然面白くないんですんね。研究って面白くないんですよ。(もちろん研究が好きな人もいる)

その一方で、院試の勉強は進んでるし、一応は紙の上で化学の勉強をしているのはそれなりには楽しかったんですね。

でも、未知を開拓していくことにはあまり興味は出ず…。プロセスがダルいんですよ。

院試の勉強はまあやってもそれほど苦痛じゃない。けど、研究は嫌い。とか言ってる間に、就活組は大手の内定が決まる。なんか違う…気がする。

こんな感じでした。

やっぱちゃうわ!就活しよ〜

人生について初めてまともに考えている私笑

①やりがい②お金③転勤の有無④時間帯 重要な順は自分としてはどれも大事やけど③>④>>②>①かなぁ…。

人生を考え始めるニシジマ

5月。もうすでに大手の面接などは全て終わってる状況で、

「いやwやっぱちゃうわ。院行くのやめる!就活する!」

と言って急に就活し出しました。

本当にこれは違う!違いすぎる!と院試の勉強しながら感じたんですよ。

で、リクルートスーツなんか買わずに普段の塾講師のアルバイトで着ているスーツを着て履歴書を100均で買って就活を始めました。

本当にマイナビって何?御社って何?って感じで就活をスタートさせてましたね笑

志望業種なんて何もない状況からのスタートだったので、塗料の営業職とかサトウのゴハンの説明会を聞いたりしてました爆

そんな私は今予備校で化学をしていますが笑

落ちて就活が長引いてる周囲の就活生もみんな色々受けての5月なので作法も何も知らない私は結構内心焦ってました。(かなり)

と言いつつ、

「まあどうにでもなるやろw」

という感覚もあったので、正直に

「院試の勉強をしていて就活のやり方も全然わかりませんが頑張ります」

みたいなことを面接ではよく言ってました笑まあ必死ですね。

就活に切り替えたときの情けないお悩み文章笑

恥なんて全部捨てて、今回のこの機会就活を通して色んな人に恥じずに堂々とした雰囲気、やり抜く、知らないことを何でも聴きにいく、怒られても何でも関係ない。馬鹿にされてもがむしゃらにださく、みにくく(ても)堂々とした自分になりたい。

就活開始直後の日記

結論から言うと、一切後悔していない

結論から言うと、営業職には違和感を感じ、座学としての化学の知識を使いたいということや何かを人に教える楽しさを感じていたので予備校業界に飛び込むことにしました。

まあそれなりに好きな業種であることや化学というニッチさ加減と塾講師の経験と斜陽産業(?)などの色んなことが組み合わさり、受けた予備校は全て内定(もしくは最終面接等の辞退)ということでいい結果に終わりました。

そして、たまに当時の決断を後悔しているかを聞かれますが

働いている今現在(社会人5年目)、院に行かなかった決断は一切後悔しておりません。

本当に強がりなどではなく、あのままの流れで

「院試の勉強が水の泡になる…」

なんて思いながら院に進学していたらきっと後悔していたと思います。

お金もかかるし、2年無駄にするし。

あと、就活が多少遅れようが何とでもなるんで。どうせ3年以内離職率30%なんだったらどこに就職しても同じでしょ。どうせ3割の確率で辞めるんだし。

こういうことも考えながら就活してました笑

何事も流されないでください

本当に何事も流されないでください。これは院進と就活の問題だけじゃないです。

群集心理ってありますが、多数派が正しいとは限らないです。

私も偉そうなことは言えませんし、群衆に飲み込まれそうになる瞬間はあります。

でも、きちんと自分の声を聞いてあげることが大切です。

これはマジで。

本当に自分は大学院に進みたいのか?それは学歴がつくみたいな世間体の評価をあげるためだけじゃないのか?

本当にお金を払ってまでやりたいことなのか?2年費やす価値はあるのか?

全部問うてみてください。

私は当時院試の勉強をしている自分に、

「せっかくここまで院試を勉強してきたのに一気になし崩しにして今からなんて絶対不利になる就活に進むのはバカじゃないのか?」

「でも、就職してお金を貰えるようになる方がいいな。そして、私は研究が好きじゃない。ただ、座学として化学を勉強するのがちょっと好きなだけだ。そうじゃないか?」

ということを2、3日の間に10000回ほど自問自答を繰り返しました。

そして就活に決めました。

結論は3日以内に出せ

自分が肌感覚でなんか違う。と感じている違和感は結構正しい直感だと思います。

我慢しないといけないこともたくさんあるとは思いますが、その我慢は本当に何かに結びつく我慢なのかどうか。考えてみてください。

あと、結論を出すことを長引かせないでください。これも大事なことです。

考えるのは大体3日もあれば十分です。それ以上悩んでも同じ頭で悩むだけなので同じ。さっさと行動に移した方がいいですよ。

結論を長引かせて、仮想の二足わらじを履いて『まだどっちの道にも進める』っていう安心感を得たいだけですから。

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ABOUTこの記事をかいた人

ニシジマ

ゆとり世代ど真ん中に爆誕。円周率は3だと信じて疑わない。大学卒業後,予備校で勤務しており,化学を担当。主な業務は,模擬試験作成と入試解説の執筆。大学時代の専攻は物理化学であるが,難解すぎて意味があまりわからない。