もくじ
TOEIC800狙うならトリプルパッセージは捨てろ!

どうも!ニシジマです。TOEIC800台をずっと叩き出している私がTOEIC800はこれくらい解けるよ。(逆に言えばこれくらいできないよ。)
というのを解説していきます。
この記事の読者層と目的
- TOEIC600~700台の方に意外に800台は簡単に目指せそうだな。と思ってもらう。
- TOEIC800台で苦しんでいる人がヒントになるような内容を書いています。
ちなみに私の現在の実力はちょうどTOEIC800~850付近。どの模試を2時間測って解いても、本番のTOEICを受けてもこの点数内になります。
先日、初見で公式問題集6のtest2を2時間測って解いた点数がこちら。
- Listening part:420/495
- Reading part:391/495
- Total:811
単純に正答した問題数の割合で計算しているので、5の倍数ではなく391という中途半端な数字が出ています。
そして、2020年1月に受験したTOEICの結果はこちら。
- Listening part:445/495
- Reading part:400/495
- Total:845
何度やってもこの成績になります。ということで、そんな私が「TOEIC800台はこんな感じだ。」というのを解説していきます。
youtubeでも同内容を解説しておりますので、ぜひご覧ください。
TOEIC800点台は最後まで解けるのか?
結論から言うと、
全く解けません。
TOEIC845を取った時も、トリプルパッセージは全て読まずに勘で答えています。
つまり、
180~200までの21問は全てCと塗ってボロボロ
という状況です。これでは全然ダメなので改善の余地ありまくりなのですが…。
他の箇所(解いた箇所)に関しては正答率はそこそこ。つまり、TOEIC800までであれば確実にトリプルパッセージは捨ててOK!!!
というか捨てないと間に合わないよ。というのが私の結論です。これは模試を独りで2時間測って解いているときも同じ現象が起きます。
TOEIC800台の弱点をパート別に解説

Part1
特になし。知らない表現を覚えていくだけだが、大体全問正解できる。たまに全然出てこない表現が出てきたりすることもあるのでそれはまあ致し方ないかなという程度。
Part2
知らない表現がまだまだあり。単語に関してもそんな単語あるのかというのもあるので、そういった表現を埋めていくことが重要。
ただし、どこまでやっても知らない表現や単語は出てくるので、そういった表現や単語が出てきたとしても動じない、対応できる力をつけていくことが重要。
具体的には、When are they announcing……って聞こえてきたなと思ったら最後の箇所ってもうどうでもいいと言えばどうでもいいので、あからさまに違う間違いの選択肢を選ばないという方針も大事になる。
It will be on October 3.とかって言われたら、絶対これが答えですしね。
何のannounceなのかなどはどうでも良いというわけです。聴こえなくてもいい部分まで意識しようとしないこと。
(無論、普段の勉強では意識して勉強しますが。という話です。)
Part3・4
意外に800点台でもできないのが、少しややこしい設問文を瞬時に理解する力です。
Part3・4って実は、速読力なんです。
いかに設問文を早く理解して、頭に保持したままリスニングできるかにかかっています。
What is the purpose of her statement?
と書かれていて、「えぇっと…」となっていてはいけないという話です。
一瞬で3つの設問内容を理解→そのまま3つの設問内容を頭に入れておいてリスニング。
これができない限り、TOEICで高得点は望めません。私も現在練習中ですが、TOEIC800台でもこれができていないのは意外かもしれません。
練習方法としては、設問文3つをパッと読んで、一瞬で目線をそらして日本語で何を問われていたかを言ってみるというのをやってみると良いかもしれません。
まあ、今私が瞬発力を高めるためにやっている勉強法なのですが…。
Part6
TOEIC800台(またはそれ以下)の受験者のこのパートでの最弱箇所は、文章を差し込む設問です。
前後の内容からどの英文を差し込むかというのが結構苦手です。
他の部分に関しては、英文内容がわからなくても、文法的に解けたりするのですが、この問題だけは英文内容をしっかり理解していないと解けないのと、どれを入れても意外に話が通じそうなところが難しいわけです。
結論を言うと、前後で書かれている内容に関する内容の選択肢を選べば正解になります。
わからない場合は一度日本語訳を見ながら前後と関連する選択肢を探す練習をしてみるといいかもしれません。
具体的に問題で表すとこんな感じ。
“チケットは券売機でも買えますが、インターネットサイトでも購入いただけます。———— また、チケット料金は現在値下げをしておりますので、ぜひこのご機会に。”
Q ————- に入るのは?
(A)ぜひこの講演を見逃さないでください。
(B)チケットは3日前まで払い戻しが可能です。
(C)出演者はMc.John,Ms.Barsonです。
確実に(B)が答えになるわけです。((A)でも(C)でもいいじゃん。と思いそうですが、チケットの話をしているのが、(B)だけなので。)
Part7
TOEIC800台の最も弱い部分がこのパートです。特にトリプルパッセージ。これはTOEIC800を狙うのであれば捨てても良いのですが、それ以上TOEIC900台を狙っていくにあたっては捨てることができません。
ではどうすれば早く読むことができるのか?間に合わせることができるのか?
というところなのですが、結局のところ、一度精読した文章を何度も理解を伴う音読をする以外に方法はないのかな?というのが現状私が感じているところです。
私も現在試しているのですが、音読をするようになって、確実に『かたまり』で英文を理解する能力が向上したと思います。
英語をかたまりで理解するというのは、文構造を把握しながら読むのではなく、前から順番に自然と英文を理解するような感覚(日本語を読んでいるような感覚)です。
これを習得しない限り、トリプルパッセージにはたどり着かないでしょう。私は何度もトリプルパッセージが間に合わせられるように取り組んでいますが、未だ一度もたどり着いたことはありません。
TOEICerがやるべきこと

TOEICの英文を読むにあたって、『推測をして読む』というのはあってはなりません。「この文章みたことあるな。」という既視感の下で、日本語のように読まないと確実に最後まで間に合わなくなります。
これを言うと元も子もないですが、単語とイディオムを完全制覇してしまい、推測する時間を極力減らすしかないわけです。
Youtubeの動画でも説明しましたが、たとえば、
文中に『elect to do』というイディオムがでてきて、わからない。仕方ないので前後の英文から推測する。
というプロセス・時間って非常にもったいないんですよ。
だから、そういう英文が出てきたらもう覚えてしまう。
とにかくTOEICに出てくる内容は丸覚えしてしまうというのがTOEIC制覇の正攻法なのでは?というのが現状の私が感じるところです。
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